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だいぶ暑くなってきました。

 皆様こんにちは。

 耳鼻科でよく見られる疾患として、副鼻腔炎や扁桃炎があります。これらの症状は、冬場に多いと思われがちですが、夏場でも発生することあります。副鼻腔炎は、鼻の奥にある空洞(副鼻腔)に炎症が起こることで、頭痛や鼻づまり、鼻水などの不快な症状を引き起こします。扁桃炎は、喉の奥にある扁桃(リンパ組織)に炎症が起こることで、喉の痛みや発熱、食欲不振などの不快な症状を引き起こします。これらの疾患は、細菌やウイルスによって感染することが多く、エアコンや冷たい飲み物などで体温調節が乱れたり、免疫力が低下したりすると発生しやすくなります。また、花粉やハウスダストなどのアレルギーも原因となることがあります。

耳鼻咽喉科では、これらの疾患の診断や治療を行っています。診断は、内視鏡やCTなどの検査を用いて、副鼻腔や扁桃の状態を確認します。治療は、抗生物質や抗アレルギー薬などの薬物治療や、洗浄や吸引などの物理的な処置を行います。また、重症化した場合には、手術を行うこともあります。手術は、副鼻腔や扁桃の一部を切除したり、開口部を広げたりすることで、通気や排出を改善するものです。

 早期に発見し治療すれば、比較的容易に回復することができます。しかし、放置しておくと、慢性化したり合併症を起こしたりする危険性があります。例えば、副鼻腔炎では、眼窩周囲蜂巣炎や脳膜炎などの重篤な合併症が起こる可能性があります。扁桃炎では、心内膜炎や関節リウマチなどの全身性の合併症の原因となることがあります。

以下のような目安で受診をお勧めします。
・頭痛や鼻づまり、鼻水などの副鼻腔炎の兆候が1週間以上改善しない場合
・喉の痛みや発熱などの扁桃炎の兆候が5日以上改善しない場合
・副鼻腔や扁桃から異臭や膿が出る場合
・副鼻腔や扁桃に腫れや痛みがある場合
・目の周りや頭部に腫れや痛みがある場合
・全身の倦怠感や関節痛などがある場合

これらの場合には、早めに耳鼻科を受診してください。

 副鼻腔炎や扁桃炎などの疾患にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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